
青森県では、県内のグリーン・ツーリズム実践者で組織する「あおもりカムカム農山漁村ネットワーク」と連携して、毎年10月を「グリーン・ツーリズム推進月間」とし、関係者の意識啓発に努めているほか、次の取組みを積極的に展開しています。
青森県の県南の拠点・八戸市の西部に隣接する南部町。町の中央を流れる馬淵川沿岸では水稲や野菜、町南西部の丘陵地帯ではさくらんぼをはじめとする果樹栽培が盛んな地域です。 この地域では、平成5年を皮切りに農作業体験や農家民泊を意欲的に受け入れ、都市住民との交流によって町の活性化を図ってきました。16年には青森県と協働で「※達者村」を開村し、町への長期滞在や定住を見据えた取組みを展開しています。17年にはそれまでの取組みが評価され、「JTB交流文化賞」や「オーライ!ニッポン大賞 内閣総理大臣賞」などを受賞しました。 受入団体である「達者村ホームスティ連絡協議会」は、農林漁業体験民宿34軒で構成され130人までの受入れが可能で、事故発生時マニュアルの配備、グリーン・ツーリズム賠償責任保険への加入、関係機関と連携した緊急時の連絡体制の確立など、安全・安心面の体制も充実しています。
※「達者」とは、健康で長生きし物事に熟達することを意味し、交流によってお互いが「達者」になろうという想いが込められています。
広域で連携した取組みを行っているのが「三八地方農業観光振興協議会」です。南部町、三戸町、八戸市、田子町、階上町が構成員となり、「達者村ホームスティ連絡協議会(南部町)」「さんのへホームステイ連絡協議会(三戸町)」「南の郷ツーリズム協議会(八戸市南郷区)」「たっこ・ツーリズム受入農家の会(田子町)」「はしかみグリーン・ツーリズム協議会(階上町)」の農林漁業体験民宿80軒が、各地域の持ち味を生かしながら最大300人まで受け入れています。 日本有数の景勝地十和田湖を抱える十和田市では、長いもやにんにくなどの畑作、畜産、内水面漁業、稲作、林業が盛んに行われています。この地でグリーン・ツーリズムを展開する「十和田農業体験連絡協議会」は、農林漁業体験民宿50軒で構成され、最大200人までの受入れが可能です。安全・安心対策はもちろん、おもてなしの心を第一に受入内容の向上・充実に努めています。農作業の後は、農家と一緒に調理した長いも料理などを味わいながら交流を深めます。奥入瀬渓流の散策や乗馬体験など、この地ならではの体験メニューもあります。



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