
青森県の中西部に位置する津軽地方。霊峰岩木山を仰ぎ、岩木川の恩恵を受けた大地では、りんごをはじめ米・野菜・花きなどの栽培が盛んに行われています。 平成15年に設立された「NPO法人広域連携津軽・ほっとスティネットワーク」は、平川市・弘前市・青森市(旧浪岡町)にまたがる広域団体です。農産物の生産過程や農業と食糧の大切さ、地域に根ざした食文化を学ぶ食農教育をコンセプトに、数多くの修学旅行生を受け入れてきました。また、4泊5日のセカンドスクールを実施したり、受入校のプログラムが文部科学省の「豊かな体験活動推進事業」に指定されるなど、着実に実績を積み重ねています。
この広域団体には、現在、次の団体が加盟しています。農家蔵のまち、農村景観百選指定のまちとして高く評価されている平川市尾上地区の「NPO法人尾上蔵保存利活用促進会」、全国屈指の桜の名所弘前公園を抱え、国の重要無形民俗文化財「お山参詣」などの郷土芸能とふれあえる弘前市の「弘前里山ツーリズム研究会」、平川市平賀地区の「ひらかわ・グリーン・ツーリズム・ねっと」、弘前市の「森の中の果樹園」、青森市の「浪岡グリーン・ツーリズムクラブ」の5団体で、ほっとスティネットワーク全体で農作業・農村生活体験受入農家は90軒、うち60軒が農林漁業体験民宿で、最大の受入れ人数は380人となっています。 農業・農村体験の実施にあたって何よりも優先されなくてはならないのは、安全・安心の体制です。同ネットワークでは、受入農家に事故発生時マニュアルを配備し、グリーン・ツーリズム賠償責任保険への加入を義務付けているほか、保健所・病院・警察・消防署と連携し、夜間も含めた緊急時の連絡体制を確立しています。また、農林漁業体験民宿の登録数増加に努めるとともに、食品衛生やもてなしなど各種の研修の実施を通じ、受入内容の向上・充実を図っています。



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