あおもり教育旅行ガイド2009
  • テーマ6  十和田湖・奥入瀬渓流・八甲田の自然を観察する
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テーマ6  十和田湖・奥入瀬渓流・八甲田の自然を観察する 自然が造りだした美しい姿から見えてくるものとは?

学習のねらい・学習効果

  • ◎自然観察のための知識を得て、自然の恵みを楽しみ、自然環境への関心を高める。
  • ◎動植物の生態や自然を守るための取組み、漁業資源を保護・管理するための対策などについての知識と理解を深める。
  • ◎環境を守るためのマナーとモラルについて学び、自然との関わり方について考える。
  • ◎自然環境を守るための態度を育成する。
青森市・十和田市

テーマの解説

大自然が織りなす四季折々の風景

全国から観光客の集まる十和田湖・奥入瀬渓流は、青森・岩手・秋田の3県にまたがる十和田八幡平国立公園にあります。昭和11年(1936)に十和田国立公園として指定され、その後、昭和31年(1956)に八幡平地域が追加指定されて現在の名称になりました。この国立公園の中でも、特に十和田湖から八甲田山にかけての景観は変化に富みます。公園全体が那須火山帯に属し、典型的な二重式カルデラ湖の十和田湖が深く青い水をたたえます。豊かな表情を持つ奥入瀬渓流、厳しさと優しさを併せ持った八甲田連峰とともに、四季折々に美しい景色を見せてくれます。国立公園は、貴重な自然を保護しながら適正な利用ができるように、特別保護地区、特別地域、普通地域に区分され、様々な規制のもとに管理されています。大自然にふれられるありがたさや、自然保護の大切さを学びとることができます。

多くの動植物が生息する”母なる大地”の国立公園

十和田湖は標高400mにある湖で、最深部は水深327m。湖には約20種の魚類が生息し、中でもヒメマスは、明治36年(1903)に北海道の支笏湖から移入した卵の養殖に成功したものとして知られています。湖を取り巻く内壁には火山活動によって堆積した地層が見て取れ、数万年という歴史の重みを感じさせます。十和田湖子ノ口から14km、約200mの高低差のある奥入瀬渓流沿いには、トチノキ、カツラを中心とした落葉広葉樹林があります。子ノ口から焼山にかけての遊歩道を散策しながら、「銚子大滝」や「阿修羅の流れ」など、躍動感あふれる滝や渓流の景観を楽しむことができます。 
  八甲田連峰は、東北特有のブナ林とアオモリトドマツ林に覆われ、広大な高層湿原のゆるやかな斜面にはヒナザクラ、チングルマなどが生育。八甲田山のふもとには、国民保養温泉の指定第一号を受けた酸ヶ湯温泉などがあります。自然の声に耳を傾け、環境について考えるきっかけとします。

紅葉の十和田湖
紅葉の十和田湖
三乱の流れ
三乱の流れ(奥入瀬渓流)
八甲田山 田茂萢岳山頂からの眺め
八甲田山 田茂萢岳山頂からの眺め

Message

八甲田ロープウェー株式会社

事業部長 福地 孝典

 山麓付近の広大なブナ林から始まり、山頂駅に近づくにつれ、ダケカンバ、アオモリトドマツ、ハイマツへと植生の変化をロープウェー乗車の10分間で感じることができます。陸奥湾を挟んで津軽・下北の両半島、津軽平野の向こうに世界遺産の白神山地と見渡せ、地形や位置関係等を肌で感じることができます。山頂には手軽なトレッキングコースもあります。自然観察の体験にぜひご利用下さい。

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