あおもり教育旅行ガイド2008
  • テーマ1 青森の祭り:ねぶたを学ぶ
  • 体験プラン

テーマ1 青森の祭り:ねぶたを学ぶ 青森の人たちは、なぜ「ねぶた」で熱くなるのか?

学習のねらい・学習効果

  • ◎青森の伝統的な「ねぶた・ねぷた」にふれ、地域の歴史や生活文化、祭りに込められた人々の想いを学ぶ。
  • ◎青森の祭りについて学び体験することを通して、風土に根ざした地域文化への関心と理解を高める。
  • ◎ねぶたの運行体験を通じて、達成感や感動、「ねぶた」のパワーを味わうとともに役割分担と協力の大切さを学ぶ。
五所川原市・青森市・弘前市

テーマの解説

ねぶた祭りにかける人々の想いが集結

青森ねぶたは、東北の夏を代表する祭りの一つで、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。「ねぶた」の起源は、みそぎの行事「七夕」に行われる「眠り流し」の灯篭流しに由来するというのが一般的です。秋の収穫期を前に、労働を妨げる睡魔をはらうために行われたとも言われています。「ねぶた」を製作する人を「ねぶた師」といい、ねぶた師は、ねぶた祭りが終わるとすぐ来年の構想に入ります。題材を考え構想を練り、設計図となる下絵を描く。下絵をもとに骨組みを作り、紙張り、墨書き、ロウ書き、色づけ、台上げなどの作業を経てようやく完成です。製作期間はトータルすると約1年で、その間に囃子方の練習も行われます。祭りを待ち望む多くの市民や団体のボランティア活動も盛んです。まさに、青森市民の生活はねぶた祭りとともにあるのです。

青森県の短い夏を彩るエネルギッシュな火祭り

青森県では、「青森ねぶた」の他にも各地で様々なねぶた祭りが開催されています。その代表的なのが、「弘前ねぷた」や「五所川原立佞武多(たちねぷた)」です。囃子方のかけ声はそれぞれ違い、青森が「ラッセラー」、弘前は「ヤーヤドー」、五所川原は「ヤッテマレ」。これは、弘前は戦いにおける出陣、五所川原は合戦中、青森は凱旋のかけ声に由来すると言われています。弘前ねぷたは、青森ねぶたとともに国の重要無形民俗文化財に指定されています。その違いはよく“動”の青森、“静”の弘前と表現されます。まず形状が異なり、青森の「ねぶた」が歌舞伎風の人形の灯籠なのに対し、弘前は扇形が主体。「ねぷた」の表面には三国志などの勇壮な鏡絵が描かれ、見送り絵と呼ばれる裏面には美人画や水墨画が描かれます。五所川原立佞武多は、高さが20mを超える巨大な山車が運行されます。1993年に明治・大正期の立佞武多の設計図の一部が発見され、これをもとに製作しようという運動が始まり、1998年の夏祭りで八十数年ぶりに蘇りました。ねぶた祭りには、人々の想いや願いが込められているのです。

笛と手振鐘の写真
笛と手振鐘
お噺子のリズムに合わせて跳ね踊る青森ねぶたの跳人(はねと)たちの写真
お噺子のリズムに合わせて跳ね踊る
青森ねぶたの跳人(はねと)たち
有志たちの努力で復活した「五所川原立佞武多(たちねぷた)」の写真
有志たちの努力で復活した 「五所川原立佞武多(たちねぷた)」
情緒あふれる「弘前ねぶた」の写真
情緒あふれる「弘前ねぶた」

主な体験内容

立佞武多の館

金魚ねぷた製作体験(約60分)

紙貼りまで終えた金魚型のねぷたに顔を描き込む「墨入れ」、柄をつける「ロウ引き」、色を塗る「色付け」の3工程を行います。

  • 受入期間/通年
  • 体験可能時間/10:00〜16:00
  • 体験人数/1〜30人
  • 料金/1,000円※30名を超える場合は何組かに分け、入れ替えとなります(要相談)。

紙貼・色付体験(45〜60分)

実際の祭りに出陣する立佞武多の製作過程のうち「紙貼り」、もしくは「色付け」の製作現場の作業を体験します。

  • 受入期間/期間限定※
  • 体験可能時間/9:00〜16:00
  • 体験人数/1〜40人
  • 料金/無料

※製作の日程や進行具合により、体験できる期間や内容が変動するのでご確認下さい。

うちわ作り(45〜60分)

ねぷたを解体する際に剥いだ紙を再利用し、あらかじめ切り分けた紙をうちわのホネに貼り付ける作業を行います。

  • 受入期間/通年
  • 体験可能時間/10:00〜16:00
  • 体験人数/1〜30人
  • 料金/300円※30名を超える場合は何組かに分け、入れ替えとなります(要相談)。

青森自然公園ねぶたの里

大型ねぶた運行体験(約20分)

実際のお祭りでも出来ない、本物の大型ねぶたの曳き手にチャレンジ。また、囃子方の生演奏に合わせて跳ねて踊ります。参加者には跳人、曳手認定証をプレゼント。

  • 受入期間/通年
  • 体験可能時間/9:00〜17:30
  • 体験人数/10〜250人
  • 料金/無料 ※入館料別途

講話:ねぶたを学ぶ(20分)

ねぶた師から青森ねぶたの歴史、ねぶたの起源や生活文化のほか、ねぶたに込められた人々の想い・情熱を学びます。また製作中のねぶたの骨組にふれて見る事もできます。

  • 受入期間/通年
  • 体験可能時間/9:00〜17:30
  • 体験人数/10〜250人
  • 料金/無料 ※ねぶた師の休みがあるため要予約

青森観光コンベンション協会浅虫支部

浅虫温泉ねぶた運行体験

跳人・囃子・曳き手に分かれ、浅虫温泉ねぶた(2台)を運行し、ねぶた祭りの雰囲気を体験します。

  • 受入期間/4月〜10月
  • 体験可能時間/18:00〜21:00
  • 体験人数/20〜300人
  • 料金/基本料金50,000円+200円×参加人数

※小雨の場合でも決行します。 ※事前学習用に紹介ビデオの提供と笛や楽譜の貸し出しを行っておりますのでお問い合わせください。

津軽藩ねぷた村

「弘前ねぷたの館」では中の構造を見学出来る大型の弘前ねぷたを展示し、お囃子の実演をしています。太鼓の演奏体験も可能。県内各地の「ねぶた、ねぷた」の比較資料の展示も有り、体験メニュー[金魚ねぷた絵付け・壁掛けねぷた(弘前ねぷた)制作など]も充実。

青森自然公園 ねぶたの里 ねぶた祭の迫力と勇壮さが体感できます

営業部長 工藤 市正

ラッセラー ラッセラー ラッセ ラッセ ラッセラー
豪壮華麗日本の世界の火祭り、青森ねぶたのことなら何でもおまかせのねぶた総合施設。連日「ねぶた運行体験ショー」が開催されており、本物の大型ねぶたをみんなで曳いてみたり、跳人(ハネト)になって一緒に跳ねたり、ねぶた祭の迫力と勇壮さが体感できます。ぜひ、生徒の皆さんも心の繋がりを青森の文化ねぶたを通して再発見して下さい。

現地でお待ちしています